top of page
執筆者の写真HafuTalkProjectTeam

HAFU TALK第1回イベント@大阪グランフロントーッ!



おひさしぶりです!

じゅりあんです。


最近、急に寒くなってきましたね。

モヤシ鍋で乗り越えたいところです(ところで、ちょっと前からちょびっとモヤシの値段あがってませんかね・・・??)。




さて、先日、ぼくたちHAFU TALKメンバーの初イベントが開催されました!!





いえい!

有言実行!!


大阪市立大学文学部オープンファカルティ「文博」2018×大阪市立大学都市文化研究センター「第2回都市文化研究フォーラム」×HAFU TALK!


ということで、「イマ・ココから考える『ハーフ』や海外ルーツ:HAFU TALK(ハーフトーク)の実践を手がかりに」というお題でトークセッション形式で11月23日(金・祝)に開催して参りました!


僕と僕が引っ張り込んでしまった(?)吉孝くんが所属している都市文化研究センターでの共同研究プロジェクトの成果報告という位置づけでした。


研究者が研究者に向かって研究していることを報告するだけではなくて、もっと広く知ってもらおうという「文博」と「フォーラム」のイベントに、コラボといいますか、正確には、乗っかりました(笑)


HAFU TALKサポーターのみなさまのクラウドファンディング資金にお世話になりながら、それぞれの手弁当で日々、自転車操業をしておりますので、なかなか単独でイベント開催は厳しい!どうしよう!お祭りしたいって言ってたけど、場所代だけでもけっこーつらい!と思っていたので、大変ありがたかったです。


なにより、「発信」に軸足があるHAFU TALKと相性ばっちりなイベントでしたので、コラボした/乗っかったというわけです。関係者のみなさま、大変お世話になりました!ありがとうございました!


とはいえ、当日のトークセッションは僕と吉孝くんの報告だけにしちゃうのは、なんとももったいない気がしましたので、思いっきり自由にやりたいことをさせていただきました。



具体的には、HAFU TALK共同代表のセシリア久子さんはもちろん、2名のゲストにお越しいただいて、それぞれのポジションの「イマ・ココ」から見えている日本社会の景色を語りながら、それぞれの「発信」のカタチについてトークしてもらうことに致しました。


ゲストの1人目はべリーダンスのインストラクター・中川愛(ドニヤ)さん!

そして、もうお1人はNHKアナウンサー・池間昌人さん!





なぜ、このお2人にご登場いただいたのか!?

発信のポジションがユニークで、HAFU TALKメンバーとフロアのみなさんとの化学反応が起こりそうだったからです!


まず、ぼくたちHALK TALKメンバーは当サイトおよびSNSといったソーシャルメディア上で「発信」をしています。そのことによって、「半歩」からの「語らいの場」を生み出していくことを目指しています。


それに対して、池間さんは、多くの人々(マス)に対して「発信」する役割を担うマスメディアにおいて、しかも文字通りアナウンスする――伝達する、告知する、公表する――立場におられます。つまり、より多くの人々の「語らいの素」をマイクを通して日々「発信」する役割を担っておられるわけですね!


そして、中川さんはダンスという「語り」に拘束されきらないパフォーマンスを介して、人々を繋げていく「発信」をされてこられました。ボディ・ランゲージという言葉もある通り、むしろ、身体表現によってグッと伝わるモノもありますし、なにより、踊りの空間という人々が面と向き合っている状況こそが次の「語らい」を生み出すっかけにもなります。スタジオも経営されているので、文字通り、人々を結んでもいるという!



そんな三者三様なコラボでお届けしてきました!



僕の当日の役割は「なんちゃって司会」でしたので、イベントの目的について、まずは説明させていただきました。イマ・ココとは書いたけれども、それは結局、「今まで」「これから」「ここではない、どこか」について語ることになるにちがいないし、それは個々の報告者とフロアとの「語らい」によって可能になるはず、と述べた上で、とっとと吉孝くんにマイクをチェンジ。


吉孝くんには著書の『「混血」と「日本人」』(祝・増刷!)に登場する図表+αを示しながら、イマ・ココに至るまでの「ハーフ」や「海外ルーツ」の状況についてコンパクトに概説してもらい、議論の流れをグッとつくってもらいました。


そして、現代の状況について、HAFU TALKの活動を軸に、セシリアさんからの報告。ソーシャルメディアだけでなく、マスメディアや今回のような対面的なイベントでも、声を届けていく必要性についての報告でした。





そして、ここからゲストの方々やフロアのみなさんをまじえてのトークセッション!

11月23日はちょうど勤労感謝の日でしたので、「働く」ことも、テーマの1つにしました。

日本放送協会という組織に所属し、スイスのルーツをもつ池間さんが、青森という場所でアナウンスをする際の、労働と感情と立ち位置(ポジション)の絡まり合い。



下町育ちの中川さんが陶芸からダンスへとパフォーマンスのカタチを変化させながら辿ってきたルーツ(経路)と、それが自身のアイデンティティと交差していること。


フロアからの質問にこたえるなかで、「イマ自分たちの声を発信していくこと」の必要性を指摘したセシリアさんは、日常の「働く」といことと、ぞれぞれの立場からの「発信」の共鳴性について語ってくれました。



ソーシャルメディア、マスメディア、そして直接、身体を介して向き合う「発信」と、日々の状況との絡まり合い。それぞれのポジションから、ちがう層(レイヤー)から、「ハーフ」や海外ルーツのイマ・ココについてのトーク!フロアのみなさんからのコール&レスポンスも大変刺激的でした!


最後は、中川さんのベリーダンスにバチッとしめてもらい――国家という枠組みをすりぬけていく踊り/文化、というベリーダンスのルーツのお話も大変おもしろかったですね!――無事に大盛況で終えることができました!





おわったあとでも、会場のあちらこちらで「イマ・ココでの語らいの場」が生まれて、ひとまず「成功っ!」ということで、よろしいでしょうかフロアに来られていたみなさま!笑

「もっと長い時間でやってほしかったです」という声をたくさんいただきましたので、第2回HAFU TALKイベントの際は、もっとよりベターな感じにして参りたいと思います!

あぁ、それにしても!


1時間では全然足りなくて、その場ではご紹介できなかった中川さんと池間さんの「ネタ」が!そして、僕たちの1つ前でご報告されていたRYO THE SKYWALKERさんたちとの素敵すぎるエピソードが!


そういったことも含めて、みなさまに「発信」できるような第2回目にむけて、あんなこと・こんなことしたいなぁと、すでにイメージが脳内を駆け巡っております!

大阪だけでなく、色んなとこでもやりたい!





各地域で「コスパ」の良い会場をご存知のサポーターのみなさま、ぜひおしえてください!笑


可能なら「HAFU TALKツアー」「HAFU TALK祭り」を各地でみなさんとの手づくりでやっていきたいです!


HAFU TALKはこれからも、ソーシャルメディアとマスメディアを横断しながら、そして、直接会って「半歩からのトーク」ができる場所をつくるべく頑張ります!


イベントで書いていただいたアンケートの内容に刺激をもらいながら、よりベターなものにしていけるように!


ライフワークとしてゆるゆる続けていくためには、時間・場所・資源・健康・人のつながりがすんごい重要だなぁとビシビシ感じている今日この頃です。


ではでは、冬でも、自転車操業で頑張っていきます!笑

そして、中川さんと池間さん、それぞれの「発信」にも超絶ご注目ください!

さらに、新たな「書き手」誕生の兆しも・・・・!

楽しみにお待ちくださいませ!



最後に。

HAFU TALK第1回イベントにお越しくださった、サポートしてくださったみなさま、本当にありがとうございます!!

ここから、また、ぼちぼち・ゆるゆるやって参ります。

それでは、今日はこのあたりで。


大阪万博2025開催予定のニュースを横目にカップラーメンへとお湯を注ぎながら。


ケイン樹里安

閲覧数:573回0件のコメント

最新記事

すべて表示

お笑いにおける人種差別的な言動について

HAFU TALKではあらゆる人種差別に反対します。 また、メディアや舞台などでのお笑いや漫才における人種差別的な言動について対しても抗議します。 例えば、「自虐ネタ」といっても、自分自身の差別体験を自虐的にお笑いに昇華して語る(仲間同士のあるある話として語られる場合や社会...

Comments


bottom of page